こんにちは!
昆虫を飼い始める前にエサを調達できるかを常に気にする、の〜ざんです。
いよいよ夏真っ盛りですね!
夏を代表する昆虫と言えばカブトムシ・クワガタですが、飼いたい!と思ったことはありませんか?
飼いたくてもカブトムシやクワガタの成虫なんて寿命が短いし、飼育方法がわからないしで、結局見送る方も多いと思います。
先日、長女が飼いたいと言っていたので、最近昆虫好きな自分としてはシメたという思いで手に入れました。
そこで今回は、カブトムシの入手方法から飼育方法まで紹介したいと思います。
カブトムシの入手方法
一番カッコいいのは、山に出掛けて天然のカブトムシを捕まえることですよね。
同時に一番難しいことだとも思います。
見つけることすら大変なのに、見つけても捕まえる直前に逃げられると悔しいですよね。
しかもオスは形からしてわかりやすいものの、メスはカブトムシなのか何なのか見分けが付きません。
そこで次の手が、ペットショップや通販サイトで購入することです。
ペットショップだと一頭数百円程度で売られていますし、(カブトムシやクワガタは数を一頭二頭と数えます。一匹二匹とも数えます。)オス・メスのペアで売られていることもあります。
通販サイトだと、飼育セットとして、何もない状態から飼育するためのケースから餌、マットまですべて用意されたものを売っているのを目にします。
有名な山で捕獲したことを売りにしているサイトもありますね。
の〜ざん家では、近くのペットショップで日本産のオーソドックスなカブトムシをオス・メスのペアで1300円で手に入れました。
カブトムシの飼育方法
用意するもの
- 飼育ケース
- 昆虫マット
- 昆虫ゼリー
- エサ皿
- のぼり木
成虫を飼育する場合、マットは飼育容器の底から約5センチの高さまで堅く押し込み、その上に5〜10センチの高さで柔らかめに入れて、全体の高さが10〜15センチになるようにするのが望ましいです。
次に、マットの表面にエサ皿や足場となる樹皮・のぼり木などを設置します。
さらにエサが切れないように昆虫ゼリーを与えて、表面に汚れが目立ってきたらマットの交換をします。
オスとメスをペアで飼育すると、交尾→産卵へと進みます。
メスは堅く押し込んだマットの底の方に産卵するので、2〜3ミリほどの白くて丸い卵や孵化した幼虫が確認できれば、マットを飼育容器の8割程度まで増量します。
幼虫はマットをエサとして沢山食べるので、マットの中に楕円形の黒いフンが目立ってきたら、エサが不足しないように早めにマットの交換をします。
朽ち木もマットの中に埋め込むと幼虫のエサになります。
幼虫は5〜6月頃にサナギとなるので、蛹室(幼虫が自分で作るサナギの部屋)を壊さないよう、この時期のマット交換はしません。
サナギは6〜7月頃に成虫になります。
成虫になってから1〜2週間は蛹室の中で体が硬くなるまで外に出てきません。
成虫がマットの表面に出てきたら、飼育容器内を成虫用に作り替えます。
飼育中の注意点
飼育容器は出来るだけ大きなものにして、成虫・幼虫ともに過密にならないようにします。
飼育容器は直射日光が当たらない風通しのよい場所に置き、出来るだけ一日の間で寒暖の差が少ない場所での飼育が望ましいです。
昆虫全般に言えますが、昆虫は乾燥に弱いので、マットが乾燥しないようにします。
まとめ
いかがでしたか?
通常は成虫から飼う場合が多いと思います。
成虫を飼育し、メスが卵を産んで幼虫を育てる。そしてまた成虫が誕生する。
ロマンを感じませんか?
成虫が生きるのは1〜3ヶ月程度です。
幼虫でいるときの方がずっと長いのです。
成虫が残念ながら僅かの期間で死に至ったとしても、幼虫を丁寧に育てて翌夏に成虫として再び出会えるのを心待ちにしたいですね!
カブトムシの飼育について、の~ざん家での体験談を記事にしています。
合わせて読んでみてくださいね!
【失敗談】カブトムシはバランスをとるのが下手!?転倒防止の方法は?
今回も記事を読んでいただき、ありがとうございました!
カブトムシの飼育について、今では簡単に始めることができます。
このようなものを利用するもの一つの手ですね!
カブトムシをはじめとした昆虫について、子どもと一緒に学ぶのに最適なのはこの図鑑です。
僕もこのシリーズを集めて、気になることがあるたびに図鑑を広げています。
また、カブトムシの飼育に特化したものとして、このような図鑑もあります。
子どもに大人気です。大人も思わず虜になってしまいます。